2014年7月31日

V120D02不調の理由・・・これもメインシャフト

ヘリ部長から借りパクしたV120D02ですが、Kbar化したはいいもののさっぱり気持ちよく飛んでくれません。


ゆらゆらぐらぐら、100サイズ機にも安定度で劣るありさまです。その原因はジャイロゲインを極端に(40以下はスライダーじゃ指定できないのに、16とかまで)下げないとぐらぐら振動してしまうためであり、元を辿ればジャイロ以前に機体の振動がひどいせいでした。

ただ、中古のいろんなお古パーツ詰め合わせ機ということもあり、新品状態を全く知らないのでそんなものかと思っていたんですが、130Xフレームではそこそこの性能が出たmultiWiiコントローラを繋いでみてもまったくホバリングすらままならない始末なので、これはいくらなんでもおかしい、ということで、最近疑うことを覚えたメインシャフトを外してみました。

いや、実は以前も外したことがあって、そもそもSUS棒なので裂けたり折れたりするはずないし、曲がりもまあ目立つほどは無いなぁ、とそのときは思って戻していたのですが・・・今日は完全に疑いの目で見ているのできっちり確かめたところ、よく見たらゆるやかーに中央あたりで少し曲がっています。

スペアは無いので可能な限りペンチで直すして機体に戻すと・・・ おぉっ! 振動が激減!
これは・・・今度スペアも注文しておこう。



もう一度Kbarに戻してセッティングを試みてみますかねー。せっかくandroidアプリも買ったことだし。

2014年7月30日

飛行機用のRXボード候補・・・というか衝動買い

今までFBLヘリしか考えてなかったのでジャイロなし受信機を調べたことがほとんど無かったのですが、どんなのがあるか少し調べてみました。


今はバー付きトイヘリ用の受信機を3chサーボ2個付きとして使っていますが、やはり全ての舵を動かすには4chが欲しいところです。フラップとかギアとか言えばきりが無いですが小型機の場合にはそういうギミックはメカ的に積めない場合が多いと思うので。

まず、普通にサーボを使うならぶっちぎりで安い受信機はオレンジRXのR615です。$6もしないので使い道も無いのに2つくらい持っています。

これはケース入りだと10gもありますが、トレードマークのオレンジのケースから出すだけで3.4g

もう少し頑張ってピンヘッダを除去すると1.73gまで軽くなります。
この時点で大半がガラエポ基板の重さなので、さらにピンのついてた電源パターン2列分をカットして面積を減らせば1.5gくらいまで行けると思います。

サーボを使う場合、軽量のHK5220やリニアサーボを選んでも1つあたり1.5~2gは食うので、サーボ3つとしても8gは覚悟しなきゃいけません。ということは受信機はここまで軽ければ1gでも2gでも大差ないということです。いずれにせよインドア専用の10g以下クラスにはサーボがあると重すぎますね。

orangeRXはDSM2プロトコルなので、技適品が少ないという問題はあるもののワールドワイドではdeviationもあるし送信機には苦労しません。e-flite製のmSR用4ch送信機もありますし。




一方で送信機の選択肢が狭まるのを許容するなら、WLtoysのF939用受信機がなかなかすごいコスパです。4chでサーボ2個入り+ブラシモーターESC、追加サーボ用3ピンコネクタという、1Sバッテリー構成なら完璧なスペックで、たったの$10です。

そもそも元の機体であるF939がなかなか価格破壊なシロモノで、↓このかっこいい機体がBNFなら$40、送信機の付属したRTFでさえ$60で売られています。
フライトレビューはイロモノヘリのレビューでおなじみのFyreSGさんが書いています。1Sなので垂直上昇とかホバリングはありませんがまあ立派なものです。

毎週ちまちま作っているへぼ飛行機よりも、飛ばすだけならこれをポチったほうがはるかにマシなのはわかっていますが、まあそこは趣味なので。。。
うちの場合飛ばして遊ぶ時間は無いけど作って遊ぶ時間はあるので、購入品だと総合的な遊び効率が悪いのです。

まあ、orangeRX+HK5220路線でも圧倒的に高いわけではないので、お外用の機体を4ch化するときは既に持ってるorange路線にしてみます。




そしてインドア小型機の路線には、どうせ選択肢が無いのでえいやっと買ってしまいました!
この異常に軽いDSM2受信基板に、ブラシモーターFET出力が2ch、正逆可能な400mAのアクチュエータorモーター出力が3ch、おまけにサーボも4chと、ジャイロ無しの範囲ではこれ以上の受信機はちょっと考えられないですねー。

英国直販も調べましたがオフィシャルにもe-slowflyさんが紹介されていたので、素直に国内で購入させていただきました。ついでに1mmJSTや1.25molexの延長ケーブルが一気に全部sold outになったのは私のせいです。ごめんなさい…


さて、極細マグネットワイヤーなんて持ってないのですが、アクチュエータをどう用意するか…

2014年7月27日

ラダー機テスト 飛んだけど風に弱い

ラダー機に変更したスチレンボード飛行機のテストがやっとできました。

  • 受信機+サーボ: GW9958流用
  • モーター: 7 x 20mm ブラシ
  • 全幅:360mm
  • バッテリー: 1S-200mAh
  • 重量: 28g

先週の写真から変更した箇所は、無意味になったエルロンを固定フラップとしてセッティングに利用…といっても結局ここは無意味と判断して現場で角度ゼロにしましたが。

あとはラダーが効かないと操縦不能になるので適当に廃材をつないで面積アップ

前回よりはマシに飛ぶかと思ったんですが、風が若干出ていたせいで大差ない飛び方になっちゃいました。しかし前回よりは思った方に飛べているので、無風なら自由にコントロールできそうです。

風上に向かおうとすると定点ホバになるほど飛行速度が遅く、結果としてがくがく上下の乱流に振られてしまうのと、ラダー機にして少し安定度は上がりましたが重心が高いのでどうも安定性が十分でないようです。ちょっと横風を食らうと一気にひっくり返るほど風に弱いです。

かといって室内で飛ばすほどゆっくりも飛べないので、この路線のまま重心や上半角で頑張って安定させるよりも、
  • 室内用にもっと軽さを追求した機体
  • 屋外用はもっと高推力にして風に勝てる機体
のどちらかに進んだ方が良さそうです。

2014年7月25日

Banggood観察 WLToysのスケール機

夜中のヘリ通販サーフィンをしてたら、WLtoysの4chラマ(V915)があるのに気づきました。なかなかかっこいいです。

全長400~500mmで300gオーバーと言うと、200~250クラス相当だと思いますがバッテリーは2Sです。コンポーネントとしてはV912とだいたい同じでパーツも共用部分が多いです。しかしスケール外装を着てV912と大差ない重量というのはなかなか頑張っていると思います。価格もそう高くないし。

これがFBLのCP機だったら…いやでもそれが実現したら次は3枚ローターじゃなきゃやだとか思っちゃうような気もします。お金さえ出せばWalkeraとNEからそういうの出てますしね。



さらに読み進めていったら、未発売ですがもっとすごいの発見!
100サイズの小型機なのにCPブラシレス3枚ローターのユーロコプタースケール機(V931)

すすすごい。これがそこそこ安かったら買う・・・かも!

ちうか、よく見ると中身はまんまV977で、外装樹脂パーツと3枚ローターヘッドを作っただけのようではありますが、両方ともいちばん自作じゃ難しいところですからこういう機種が出てくるのは嬉しいです。



はぁー、WLToysは元気でいいなぁ。

はやくお目当てのHisky130が出てくれないでしょうか・・・ こちらはcoming soonのまま全く動き無く、RCGのHiskyスレッドを見ても特に近々出そうな雰囲気はありません。もうすぐHCP100V2 (V922のマイナーチェンジ+6軸/3軸新型基板)が出るんじゃないか、という話があるくらいです。

2014年7月24日

メインシャフト裂けは発見しにくい

先週末のフライトで、かなり好調だった130Xを落としてしまい、どうも振動が出てテールがゆらゆら振られるようになってしまいました。
純正じゃないのはHKRCのブレードグリップ、HKRCメタルギア、
V120の純正テール回り流用くらいです

テールブームやトルクチューブをバラして、ブーム折れやチューブ曲がりを発見して交換、修正したんですがやはり振動が大きめのような気がして、メインシャフトを念のため外してみたら・・・
右から130Xテールブーム、130Xメインシャフト折れ、
miniCPメインシャフト砕け、nanoCPxメインシャフト裂け2本
思いっきりメインシャフトが折れてました。写真のように完全に折れてるレベルだったんですが、ちょうどAギアを固定するネジの場所なので、Aギアのおかげで繋がっているように見えていたんですね。

かなり前から、Aギアを固定するネジをいくら締めても1フライトするとすぐゆるゆるになるなーと思っていたんですが、その時点でもう裂けていたようです。好調に飛んでたんですが・・・

テールブームとメインシャフトを交換して飛ばしてみたら、なんとまあ絶好調! ものすごいピッチをかけてもテールは全く無問題。そもそも離陸時もすーっと回転が上がっていってふわりと浮くところまで振動出ません。こんなに静かなのは購入後初めてかもしれません。
会心の絶好調フライトが1本できましたが、その後ハーフピルフリしてたら混乱してまた墜ちました。


山ほど落として完全にもげてしまったキャノピーポストは1mmカーボンロッドで代替。適等に穴に通してゴムっぽい接着剤で固定しました。弾力があっていい感じです。

V120流用で構成してるテールの、ピッチレバーのU字型部分が折れてJ型になっちゃいました。と、とりあえず飛んでるけどいずれひっかかってお姫様の原因になりそうです。


メインシャフト交換があまりに劇的な効果だったので、他の機体も気づかないうちにシャフトが裂けてるんじゃないかと疑ってひととおり交換してみたら、一枚目の写真のようにminiCP-2SやnanoCPxのシャフトも全てクラックが入っていました。130Xと違ってローターヘッド取り付け部の根元が裂けているケースが多かったです。
手持ちのスペア部品が無かったのでそれぞれ2.5mm、2mmのカーボンロッドを切り出して自作交換したら、どれも絶好調に!

経験が無いとなかなか見た目ではわからないけど、カーボンのメインシャフトは墜落を何度かすれば必ず裂けてると思ったほうが良さそうです。新品にすると振動が減って、効果としてはメインローター側よりもテールのふらつきが解消するという形で体感できることが多いです。


おまけ
主翼の剛性を上げると共に、エルロンをいったん
あきらめて、上半角+ラダーにしてみました
まだテストできてないんですが飛ぶといいなぁ・・・

2014年7月23日

miniCP LVC対策してみた

nobさんの記事を参考に、miyaさんが実験で見つけた抵抗除去によるLVC(low voltage cutoff)騙しをminiCP-1Sとして飛ばしている2号機にやってみました。

1号機は以前、正統派の抵抗値下げ方向で対策してちょっと高めの電圧に見えるように機能して運用しています。(その後2S化しちゃったんで意味ありませんが)


2号機はmiyaさん方式でやってみたところ、テレメトリーには常時11.9Vが表示されるようになりました。

抵抗を減らしても増やしても認識される電圧があがるというのはちょっと考えても想像がつきません。もしかしたらvuvuさんが予想しているように単にありえない値と思われる電圧を検出したら11.9Vと見なしてフェールセーフモードで動くという機能があるのかもしれません。

(しかし、せっかくLVCを実装するのですから私なら、ありえない低電圧を検出したら少なくともCPUと受信機以外の一切の動力系の動作を止めます)


昨日ダメ出しをした400mAhの劣化リポ(200mAh、元気に飛ぶのは1分くらい)を使って部屋ホバ+常時アイドルアップ+たまにピッチポンプ+という無風下の超まったり背面練習をイメージした測定モードで飛ばしたら、最後のほぼホバってるだけの20秒を含めて4分10秒くらい飛びました。

4分飛んだ後のバッテリー電圧はスタティックで3.5Vまで落ちていましたが、このときでもテレメトリー表示は11.9Vでした。特にコントロールに異常はありませんでした。


テレメトリーがいらない人ならやって損は無さそうです。なにより施工が簡単ですので。

2014年7月22日

進捗なし miniCP-1Sでマッタリ練習

飛行機はその後、主翼を強度アップして作り直してみましたが、今度はエルロンの強度と効きがだめで、やや強い風が吹く中まともに飛べませんでした。やはり最初は自立安定性のある高翼か上半角機にしないと外で遊べる機体にはならなそうです。

ヘリもmultiWii系は良い結果が出ていないので、nanoCPxとminiCP-1Sでまったりと背面の練習をしてみました。

miniCP-1Sはパワーと軽さのバランスがかなり良くて、nanoCPxには敏捷性で負けますが、超安定ジャイロで楽に飛ばせるのでちょうど130Xとの間を埋めるような操作フィールで気に入っています。
バッテリー抜きで37.8g

問題のフライト時間は、LVC対策はまだやっていないのですが、どのみちパワーダウンで背面から戻れなくなるあたりが限界とすると、2分30秒~3分くらいは飛べています。若干物足りなくはありますがそんなに悪くないです。nanoCPxだってぎゅんぎゅん飛ぶと3分程度ですから。

非常に操作が楽なので、ようやく新レパートリーの背面フォワード旋回ができるようになりました。つーか去年の夏に背面入れて、すぐにバック旋回までできるようになってから1年経ってやっとフォワード旋回です…。

ちょうどnobさんがほぼ同じ機体でフライト時間とバッテリーの内部抵抗を測ってくれたので、うちも1Sバッテリーの内部抵抗を測りました。どうもパーフェクトネオの内部抵抗測定は信用できないので(バッテリーを繋ぎなおすと全く違う値が出る)セメント抵抗2Ωを使ってテスターで電圧降下を測るローテク技を使いました。


結果:
  • ヘリモン360mAh: 150mΩ               ←これでminiCP飛ばしてます
  • ヘリモン400mAh: 210mΩ                  ←これだと1分もしないうちにふらふらです
  • nano-tech300mAh(45-90C): 320mΩ  ←これだとまともに浮きません
という衝撃の結果に! 確かに買ったのだいぶ前だけど、使用回数そんなにないのにボロボロですね・・・

電池さえちゃんとしたの買えば1Sでも十分楽しめそうですねー。

2014年7月19日

初RC飛行機テスト

Bokkyさんの自作トムキャットから、リンク先のIAC-ASOの皆さんのちび飛行機を見ていて、1つくらい飛ばしてみたくなりました。

カーボンパイプや電装系は山ほど持っているので、まずは秋葉ヨドバシでスチレンボードだけ買ってきました。1mmじゃ弱いかな?とも思いましたが何も分からないのでまずはこれで。

適当に切って2mm角パイプにセロテープで貼り付けて、150mAhバッテリーを貼り付けてとりあえず手投げで室内で飛ばすと、紙飛行機よりはずっときれいにスーッと6畳間を突き抜けてカーテンにぶちあたりました。狭すぎてまったくテストになりません(笑)


もっと小さければ室内テストも可能なんでしょうが、電装品が重いので最初は我慢です。
deltang受信機なんて当然持ってないので、サーボ2個付きのGW9928用受信機をそのまま使うことにします。これのメインモーターと2サーボを使って3ch機にします。

トイヘリはテールモーター以外ジャイロが入ってないのでこういう流用の時は便利ですね。
動力はどの程度あればいいかわからないので、
7mmのロングモーターを付けてみました。
(HubsanX4とかの小型クワッド用です)
サーボがリニアサーボなので、エレベータは0.5mmSUS線でひっぱるだけで簡単にリンケージができますが、問題はエルロンです。

面倒なのでラダーにしようかとも思いましたが、胴体も無くほぼ主翼も一枚板で上下対象みたいなこんな機体じゃ、エルロン機にしないととても水平を維持できる気がしません。


しばらく悩みましたが、結局面倒な工作をすることにしました。2mmヒノキのきれっぱしに、てきとうなサーボホーンをゆるゆるにネジ止めします。

0.5mmのSUS線もちょきちょき切って、ラジペンで適等に曲げて現物あわせでリンケージを作ります。

これを3つ使ってリンケージを作ります。1個目の丸いホーンでサーボの前後の動きを左右の動きに変換して、左右のエルロン直近の十字ホーンでまた前後に変換しました。

とても初飛行機の実験でやるべき作業とは思えませんが、とにかく試作機の完成です。体重は23.3gでした。
飛ぶかどうかは全く不明ですが、手投げで6畳間を横断するくらいの飛行距離はあります!

後で考えると、素直にエルロンを翼幅いっぱいまで設けておいて、まっすぐ伸ばしたロッドで直接動かしたほうが性能的にも良かったかもしれません。

裏側はシンプルに電池だけ。
つーかこれ空理気的に表裏逆にすべきか?とも思いましたが、着陸時にメカ類をひっかけて壊すのが嫌なのでやっぱり全部上に持ってきました。


雨の合間を縫って、少しだけテストフライト。バッテリー1本しかないので、エルロンのトリムを取った以外ほぼメイデン映像です。

前半の1本目はエレベータが上にずれていて勝手に頭上げしまくりでした。それ以前にそもそも飛行機を飛ばすのが人生初なので、操作がパニくっています。
後半でエレベータのサブトリムを下げて少しマシになりましたが、低空を飛ばしすぎて映像が白飛びして全くわかりません・・・ 発泡系の飛行機にはデカールやマーキングが重要ですね!




テストフライトの感想:

飛行機は初でしたが、ヘリに比べれば全てが穏やかと言うか、緊張感はなく飛ばすことができました。

軽い機体なので風には強くないですが、ヘリの場合の風に弱いとはまた意味が違って、風に流されつつもそれを楽んで飛ばすのが飛行機じゃないかと思います。ヘリだと、低パワー機は風が吹くとパワーロスで単にふらふら落ちるだけなので全く楽しめないですよね。


2本目で突然くるっと左に落ちたのは、サーボホーンが死点を越えて逆方向に回っちゃって、左エルロンがエアブレーキ状態になったためでした。そもそもサーボホーンが設計値以上に動くのは、主翼がふにゃふにゃすぎてまともに操作できてないためと思われます。

主翼はメイン部材なので重量は気になりますが、少なくともエルロンを使うならその部分までの合成はある程度確保しないと良くないですね。

また、エルロンの面積がエレベータに比べて小さすぎたため、エルロンの効きが悪すぎました。この倍くらいの面積とって良さそうです。


23gの機体に推力は20g弱程度だと思いますが、パワーは十分でした。垂直上昇はできるほどではありませんが、操縦が下手でなければループもできそうです。むしろ機体がうまく仕上がれば、上空でモーターをほぼ停止させて飛ばすのが楽しそうですね。

2014年7月16日

miniCP修理 久々の1S仕様

最近multiWii機はうまいこと進歩せず、テストフライトの時間もあまり取れないため記事になりません。

フライト時間が減っていることもあり、かなり指がなまってきているので練習用に、ESCトラブル等で全滅していた1S機をちびちび修理しています。前回はV922を修理して、ワグりながらも意外に練習になる程度には飛ぶことを再確認しました。

今回はお気に入りのminiCPです。

2Sがベストバランスだと思うのですが、HP06-2SはmultiWii機が奪っているのと、1Sバッテリーがいくつも余っているのでさっぱりと軽量に1Sのまま修理してみました。

メインESCにOrigin10A、テールモーターは7mmブラシのまま。


メインモーターはいろいろ試してHP03S-13000kV、バッテリーはヘリモンの360mAhです。

メインモーターはパワーから言えばV922と同じようにHK14000kVが文句なしに良いはずなのですが、何故かminiCP/superCPは同じモーターをそろえても同じようなパワー感が出ません。
ゼロピッチではぎゅいーーんと回りますが、浮かすと一気に回転が落ちて、1分もホバるとよたよたと落ちてきます。V922と同じ500mAhのバッテリーを使っても全くダメです。

以前試してた時は、新品に近いバッテリーであればなんとか楽しめるくらいに飛んでいた記憶があるので電池や回転系のパーツを新品にして頑張るという手もありますが、なんせ1Sにあまり期待していないので素直にHP03Sにデチューンしました。

デチューンといってもノーマルに比べれば十分なパワーがあるし、ヘタクソでなければピッチを押さえ目にして自由自在に飛びまわれる性能はあります。が、やはりうちのバッテリーではアイドルアップで2分、マッタリフライトを入れて引き伸ばしても3分しか飛べません。


でも、ジャイロの感触は本当に良いです。モーター端子を抜いて試してみたら、これも減衰しない積分補正を強く持ったジャイロですね。
キャノピーはSCPですが中身はminiCPです
まあどっちでも似たようなもんですけど
フライト感触はとても良いし、やっぱりこのSCP/miniCPのスタイルがお気に入りです。
特にSCPキャノピーは見やすいですしねー。

でも、あまりにパワー持続時間が短いのでESCの補充が届いたら2Sにチェンジしちゃいそうな予感もします・・・

2014年7月6日

V922修理フライト  パワーは良いけどやっぱりジャイロがいまいち

HeliMastersの伊藤選手は8位だったようです。すごいのですが、きっと本人も含め多くのファンはさらに上を望んでいたことでしょう。今後に期待ですね。


今週末はあまり成果がありません。
一番気にかけている130Xフレームのmultiwiiも、セッティング不良やらモーター交換によるサーボ干渉で先週から特に進歩なしです。


先週修理したV922を、久々に外で飛ばしてみました。
相変わらず1S機とは思えない暴力的なパワーです。
もちろんHK14000モーターの能力によるところが大きいのですが、同じモーターをminiCPフレームに積んでもこんなREX150みたいなうなり声は上げません。ギア比はそう違わないはずなんですが…不思議です。


そんな素晴らしいパワーを発揮するV922ですが、受信機は総合的にやっぱダメですね。
ちょっと大きく振るとがくがく前後に揺れるし、スパッとフリップするとその後大きく姿勢を崩してIゲインの効果でなんとか戻ってくる感じで、傾けている間の姿勢保持をしてる感がありません。
バックフリップで左に傾くジャイロ補正不足の定番症状も出ます。

パワーとDRを下げてやればそれなりにあらは目立たなくなりますし、強烈なワグを発生するテールは、ブローアウトだけは起こさないので安心してピッチをかけることはできます。
でも、せっかくこれだけのパワーが出ているのに受信機(というかジャイロ)で操作制限がかかっている感は否めません。

といっても、実機でハーフピルフリができる程度には思い通りに動きます。定点でくるくる回ってるぶんには良いのですが、大きく動かしたり強風で外乱を受けたりするとあっさり負けてしまう、という印象です。

2014年7月5日

heli-masters 2014

引きこもりなので競技会を見たことは全くないんですが、facebookでAlignをフォローしているのでHeliMastersの決勝が行われている様子が逐次送られてきます。

確か去年は日本から岡選手が参加して12位だったそうですが、今年はF3Cの絶対王者として有名なJRの伊藤選手が参加しているようです。楽しみですねー。


2014年7月2日

V922 久々にフライト可能

multiwiiのおかげで100サイズヘリに戻ってきたので、比較テスト用に最近不動になってたV922をフライトできるように戻しました。

うちでは少数派の1Sヘリで、

  • メインモーター:HobbyKing14000kV
  • テールモーター:HobbyKing12000kV
  • リポ:Banggood 500mAh

がパワーソースです。

といってもそういえば、フレームやらスワッシュををH377用にしてるのでV922パーツはサーボとRX基板しか残ってないとも言いますが…

新型HCPキャノピーはサイズに余裕があってBL化しても大丈夫。
手元に転がってるモーターが下手人です

不調の原因は謎の空中モーターストップでして、ESCを交換したりモーターの各相の抵抗をチェックしたりいろいろ試して、とうとうRX基板まで交換したんですが改善せず・・・


もはや消去法的に、起動ばっちりパワー全開で回転もスムーズなモーターしか交換してないパーツが無い、ということで念のため新品に交換したら、あっさり復調しました。あれこれ考えるより手を動かすべきですねぇ。

贅沢にorigin10Aを2機積みです。こんな適当ヘリにもったいない…
Hiskyのボードはジャイロのフィードバックループが遅いのが欠点で、BL化したときにテールワグが非常に大きく出ます。といってもmultiwiiで同じ苦労を味わった今ではこれもカワイイ欠点に思えちゃいますね。

元ネタのBladeヘリと同じく非減衰Iゲイン系の補正(スロットルONでヘリを机に置いて、サイクリックを動かすとスワッシュが傾いて戻ってこなくなる)なので、ヘッドスピードを高くして回転イナーシャで安定度を稼いでおけば、かなり心地よい操作感が得られます。

2014年7月1日

V912用バランスチャージャー

BanggoodにV912用の2Sバランスチャージャーが安く売られてたので一つポチってみました。

バランスチャージャーは、マルチセルのバッテリーをバランス端子から無理やり充電するものでして、接続がかんたんでらくちんです。

数百mAhのバッテリーだと、20C流したところで数アンペアなので、最初からバランス端子しかついてないものもあります。Blade 130X用やmCPX BL用の2Sバッテリー、最近だとT-REX150用のバッテリーもバランス端子のみです。



今回買ったV912用はJST-XH端子用なのでmCPX BL用のJST-PH端子はそのままじゃ合いません。T-REX150用はそのまま行けます。

うちでは2Sバッテリーを全てDeeForceの2Sで揃えてるのでJST-XHでばっちりです。
あと、ACアダプタは別売りですがありがちな端子(devo7eと同じ)の12VアダプタがあればOKです。2S用なので9Vアダプタでも行けるかも知れません。




で、使い心地は・・・ 良い・・・のですが、ちょっとパワーがありすぎです。V912のバッテリーは1000mAhですが、どうもそれを1C~2Cくらいで充電できるようになっているらしく、350mAhくらいのバッテリーだと5~10分くらいで充電完了しちゃいます。5Cくらい流してそうです。

まあ、ヘリ部長が「20Cとか30Cで放電できるようにできてるものが5C充電くらいでへばるわけない! 」と言ってたので良しとします。DeeForceバッテリー安いし。



充電パワーは自己責任でOKとするにしても、充電器の方が異様に発熱してるので、いつか壊れるんじゃないかと思ってましたが昨日ついに充電できなくなりました。電圧検知はして充電ランプは点くんですがいっこうに電流が流れません。

中を開けてみると
4つほど同じSS14と書かれたパーツがあって、D2とD4が焦げかけのような色になってますね。

このSS14は受信機のバッテリー端子近くにもよく使われていて、なんだろーと思っていたんですがこのパターンにD1~D4と書いてあるとおり単なる大電流ダイオードのようですね。受信機ではたぶん電池の逆接続保護に使われてるんだと思います。



手元に1Aの整流ダイオードがあったのでこれをハンダ付けしてみたら、D2がやっぱり焼けて壊れてたみたいでみごと復活。
でも多分1~2A流れるので、たぶんこのサイズのダイオードではいずれまた壊れますね。4Aくらいの大きいのに今度交換しようと思います。



ちなみにヘリ部長からもう一つE-skyのバランスチャージャーを借りていて、これも活躍しています。こっちは2S, 3S両対応の上に、800mA充電なのでややマイルドで発熱もたいしたことありません。しかしどこで入手できるのかよくわからず。

特にDeeForceみたいにバランス端子と赤い出力端子が両方ある2Sバッテリーをdevo7eに使うと、出力端子をdevoに挿したまま蓋をカパっと開けるだけですぐバランス充電できるのでとっても便利です。