2014年4月2日

nano君修理 BLHeliで使える3AクラスESCと互換サーボ

先週末の貝塚公園で、また小学生によってたかってヘリをいじられてnano君のESCを焼かれ、リンケージも3本破壊され、FBL80はテール消失、あげくに130Xまで横からプロポを押されて墜落破壊されました。もう二度と触らせない…


さて、せっかくのFET二段積みESCが焼けてしまったので、修理は気力がわいた時にするとして、nano君の負荷なら無改造の3AクラスESCでもそこそこ使えるのではないかと思いますので買い置きESCと交換します。

もちろんBLHeliが使えるもの、という選定基準で選びますが、3AクラスはXP-3AかDP-3A、またはSuperMicro 3Aあたりが候補になります。


この中で一番安いのはHobbykingのSuperMicro Mi-3A(基板シルクはMX-3A)なんですが、こいつはかなりお勧めです。
  • 最安。今は品薄で$7まで上がってますが安いときは$5~6だったと思います。
  • バーストカレント5AまでOKと明記してありますし、他の3.5Aや4Aクラスと同等と思っていいと思います。
  • 基板の薄さが異常です。0.5mmより薄いかも。軽さもぶっちぎりで軽いです。
  • ハンダ付けパッドが適度に分散して配置されてるので線材のハンダ付けもやりやすいです。特に電源の+と-が2箇所用意されてるのでバッテリー線とRX基板行きの線を別々に付けられます。
  • なんと、書き換えなくても最初からBLHeliが入っていました。ガバナー無しでいいならそのまま使えます。

こいつは普通にnano933に装着してみました。とりあえずパワーは十分で出ています。飛ばしてて焼けさえしなければこのまま継続使用できるかも。まあしばらく使ってみます。



さて、ホビキン納期が待てない皆さんにお勧めなのがわれらがヘリモンのRCX-3Aです。
こいつはパターンを見るとわかりますが、DP-3Aとほぼ同等品のようです。実際DP-3A用のBLHeliを書き込むとふつーに動作します。たださすがにOrigin 10Aみたいに最初からBLHeliが入ってたりはしないので自分で書き込み端子を付ける必要はあります。

書き込み端子のハンダ付けポイントは以下の写真の通り。書き込み線は白赤黒でよく説明されますが、赤と黒はあわせたんですけど白の線材が無くて緑で作っちゃいました。
国内発送で700円台ですから、価格競争力もかなりのものですね。



さて、これでモーターはしっかり回るようになりましたが、nano933(nano機体にV933基板)に使っている中古nano君の左フロントサーボがびっくびっく跳ねるようになってしまって掃除してももう治りません。

手持ちのスペアが無いので、最近まともに飛んでいないV922からサーボを拝借することにしました。
左がnano用サーボ(Hisky用に配線の茶燈入れ替え済み)
右がV922サーボです
同じく左がnano、右がV922
確信はありませんが、nano用はアナログサーボ、
V922用はデジタルサーボっぽいです。

見た目はこんな具合で、ネジ位置は完全互換です。基板はV922用の方がすこし上下にはみ出してて縦幅がありますが、サーボのトラベル幅(白いケースの切れ込み長さ)で見るとほぼ同じです。
いつものように、HiskyとBladeのサーボGNDと信号線入れ替えをすればボルトオンで装着可能で
す。(機体の左右サーボだけです。リアサーボ位置にはスペースが無くて入りません)


問題は両者で作動範囲が全く違ったりしないか、という点ですが、細かいことを気にしなければほぼ互換性ありと見て良さそうです。

機体の右側は純正サーボのまま、左側だけをV922サーボに交換して、ピッチの上げ下げをしたときにスワッシュはほぼ水平を維持して上下に動きました。nanoくらい軽くてふわふわした機体なら問題なく飛ばせそうです。


問題のお値段は、パチ機のくせに意外と高くてbanggoodで$9もします。
Blade純正も$13~で買えますので節約のために変更するほどでもないんですが、純正は入手製が悪いのと、特に品質上のデメリットも無さそうなので気にしない人なら左右のサーボはこれでもいいかも。ただしリアサーボは上下のスペース的に流用負荷なので、3つ全部をV922用に変更はできないのがいまいち半端なところですが。

V922ようサーボのメリットは、カーボンスライダー基板が別体なので$1.2で交換ができます。Blade機の泣き所である、サーボのびくびくがこれで新品同様になるのならー、と思いませんか?

こんな感じで、nano933は左フロントだけV922用にしてとりあえず浮いています。まだまだセッティングが安定しないのでピッチやらブレード重量やらを調整中ですが…

2 件のコメント:

  1. Sachiho さん、こんにちはvuvuです。

    恐るべし小学生!
    私も子供には触らせません!(^_^;)

    一見、全然形が違うように見えますけど、互換性あるとは・・・
    私ならこれだけ違うと比較すらしないと思いますぅ~!(^○^;)

    しかも、左前だけ入れ替えちゃうあたり漢ですねぇ~!(^_^;)

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    1. 礼儀正しく見るだけの子もいっぱいいるんですけどねー。
      今度寄ってきたらがんばって怒ろうと思います。

      FBL100がmCPXのコピー機と言われるにはやっぱりそれなりの根拠がありまして(笑) 単に似てるだけじゃなくサーボ穴やヘッド周りのパーツが軒並み同サイズなんですよー。

      nano君はmCPXと同じサーボを使ってるので当然ながら互換性があるわけです。リアサーボが入らないのは誤算でしたが。。。

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