2014年2月5日

ついにあの2Sマイクロヘリを購入!

2S機に慣れてくるともう外では2Sじゃないと飛ばす気がしなくなってくるんですが、不調やクラッシュもあるのでメイン機をもう一つ確保しておきたいところです。

V120D02Sが安く手に入れば2S化して比べてみたい気持ちもあるんですが、なかなか良いお値段するし、2S化の費用も合計すると130X買ったほうがいいじゃんか…と思ってしまいます。でも全く同じ機体を買い足すと新ネタにならないのでもったいなくてー…


というわけで、ここはやっぱりあの2S機いっちゃうしかないですよね。
壊れやすいとかユーザーをベータテスター扱いしてるとかいろいろ言われてますが、250とか450のことを思えば落とせば壊れまくるのは当然とも言えますしね。

というわけで、お得意様の A Main Hobbies 新年セールでぽちっと行っちゃいました。
すいません。使い古されたパターンで。
じゃーん! 4枚ブレード!


立派なスケール機なんですが、中身は奇跡のヘリ130Xとほとんど同じという謎コンセプト機RED BULL 130Xです。

買い足した理由は単純で、なぜか$129でたたき売られているからです。ノーマル130Xは値下げされたとは言えまだ$200~$250なのに、明らかにコストが多くかかってるこちらが半値… まちがいなく生産中止の香りがします。

だいたい補修部品として130Xのメイン基板だけ買っても$100ですからね。サーボも4つ買ったら$80ですし、パーツ代としても超絶お得ですよん。



実機がアクロバット機ってこともあって、単にまったり飛ぶだけじゃなくて背面くらいはできるようですが、さすがに重量は電池無しで、ノーマル130Xの83gに対して129gもありますんで、なにからなにまでまったりした感じは否めません。

実際にテールの長さもL字の延長分だけ長いし、とにかくボディがふとましい!
そのわりにブレードは細くて確かにスケール感は出ていますねー。



じゃあこの自慢の外装をキャストオフしてみれば!? と思って剥いてみたんですが・・・
なんとテールカウルは跳ね上げテール部を保持している構造パーツでした。
テールカウルだけ残した脱いだら100gで、ノーマル130Xには届かないですがだいぶ差は縮まりました。


それと、主にカウルのデザインとの関係だと思いますがスキッドとメインフレームが全体的に異なっています。

で、よく見ると実はメインギアの直径がRed Bullの方が少し大きい! その分エレベータサーボ、モーターもびみょーーーうに前にずらされています。(下にもずらされてるのでメインシャフトも長いです)
はたしてヘッドスピードを落とすのが目的か、それともサーボ破損の対策をこっそりしたのか…


まあそんな違いはあるものの、サーボ位置やスワッシュは共通だと思うので、4枚ブレードは意外にかんたんにスワップが効くかも。(ただし逆回転用ですが)



テールはもっと露骨に共通部品が多くて、L時に曲がって跳ね上げてる部分に延長用の短い角ロッド、傘ギア、コントロールロッド延長部が追加されてるだけです。延長用パーツを取って捨てるだけでノーマル130Xと同じ構造になると思われます。

テールを左ローターにするために、なんと全てのパーツが上下逆にくっつけられています。サーボも上側、リンクも上側、コントロールレバーも上側です。
ちょうどノーマル130Xのテールロッドを180度ねじってテールローターが左に来るようにした、みたいな感じです。


でもそれじゃ、今まで右にテールスラストをぶわっとかけようとしていた場面で、サーボが同じように動くと左にスラストがかかっちゃうのか? それを避けるためにはまさか基板に違うソフトが書かれてる!?と一瞬心配になりましたが、大丈夫、メインローターが逆回転なのでテールも逆回転です。

だから、テールが逆回転&180度ねじって左側に向けてあるという2つの複合で、結果的にノーマル130Xと同じようにサーボを動かせば同じ方向に動作します。これなら基板とサーボは共通にできそうですね。



もう一つ重要な違いは、どうやってモーターを逆回転させてるかです。
基板からモーターまでの配線を一本入れ替えてるのかな?と思って見比べましたが配線は同じでした。モーターの品目コードも同じでした。ということはどうやらメイン基板が本当に逆回転の指令を出しているようです。

うーん、テールの動作方向が同じなので基板は完全互換なのかと思いましたが、違うんでしょうか。まだよくわかりません。



会社の空き部屋でノーマルモードフライトを少しだけしてみました。カウルありでけっこうパワフルに飛びますし、とても安定してるんですが、常に左に傾いた状態でホバるのがひじょーーーに脳を混乱させます。逆回転おそろしや…